私のこと~適応障害~
主人が適応障害で休職したため、
育休中の私、子供、主人と3人で24時間過ごすことになりました。
私の仕事は作業療法士、精神科分野から発展してきたリハビリ職。
そのため学生時代に病気のことも習うし、実習でも精神病院に行ったことはあります。
…けど、10年前の知識だし、普段の仕事とは違うし、何より患者さんじゃなくて家族だし。
とりあえず育児と家事の合間に、教科書を読んだり、ネットをみて、
どういった状態なのか、私はどうすればいいのか、考えることにしました。
ちなみに私も適応障害になったことがあります。(医者にみてもらったわけではないので、確定診断は受けていませんが)
結婚前にいた職場で、
人格を否定されるような経験をしたからです。
指導と言えば指導なんでしょうが、
大勢の前でヒステリック(本人はそう思っていないかも知れませんが)に、感情的に、様々なことを言われました。
こちらの受け取り方もどんどんネガティブになっていき、怒られるのが怖い。
だけど、考えがまとまらず、どうしたら良いのか分からない。
頭の中に白いモヤがかかったまま、
毎日生活しているような感じでした。
休日も楽しんでいるようで、自分ではないような感じでした。
しっかりと休めていないこともあり、
どんどん負のループにはまっていき、
仕事のことを考えるだけで冷や汗が出て、
ちょっとした事ですぐに泣いたり、
過呼吸を起こしかけたり、
腹部に疝痛が出たり、
身体症状まででてきたため、
心の相談窓口的なところに電話をし、精神科の予約もとりました。
が、まだ未婚だったけど婚活中だった私。
精神科や心療内科にいくと、病名がつく=新しく保険に入ることが難しい
となぜだか急に思い、
それならストレス源から逃げればいいんじゃない?
なんであんな上司のために私の未来の可能性を狭められなきゃならないのかと。
幸い再就職には困らないし、必要とされる職場を探せばいいやと思い立ち、
職場をやめることにしました。
期限が決まれば心は軽くなる🎶
症状が軽くなったため、
精神科も受診せずにすみました。
辞めたあとは1ヶ月ほどはのんびり過ごし、無事に働きやすい職場で働くことが出来ています。
今考えると
「再就職しやすい職業だったので、退職を躊躇なく考えることができた」
ことが
「ストレス源となる上司から離れることができた」
ことにつながり
「症状が改善された」
のだと思います。
まさに適応障害の治療を実践していました。
また上司について。
頭もいいし、能力も高い。
ついていける人はいけるんでしょうが、
私を含め行けない人もたくさんいたようで、
「すぐに人がやめて行く」
「私だって悩んでいる」
とボヤいていることがありました。
育てようとする気概はありましたが、なんだかズレているような。
できてないことをみつける→個人の問題をみんなの前で言う(感情的に)
を繰り返していて、
パワハラになっていることに気がついていないようでした。
適応障害で思考途絶していた私をみて、発達障害じゃないかと疑ったような言葉を言われたこともあります(にごしてましたけど)。
…考えると腹が立ってきた笑
まあ、その程度の上司だったのでしょうね。
離れられて本当にホッとしましたし、今でもあの時に動いて良かったなと、むしろもっと早く動けば良かったなと思っています。
最後は元上司の批判になりましたが、
私自身も適応障害のような症状は経験したことがあるのです。